ピアノ調律

当社では、島根県出雲市を拠点に山陰周辺エリアでお宅やコンサートホール、スタジオ、学校など、様々な場所にあるピアノの調律を行っています。

現在、出雲市内のコンサートホール(4館)のスタインウェイピアノは、すべて専属で調律させていただいています。
調律(チューニング)による音色・音の伸びの違い、また「歌いやすさ」を実感していただければと思います。

〈鍵盤が重く、弾きづらい〉
〈音が硬いので、柔らかな音色に…〉
〈もっと伸びのある歌いやすいピアノに…〉

等々、お気軽にご要望をお聞かせ下さい。

初めて調律をさせていただく場合の所要時間は、アップライトピアノで約2時間、グランドピアノで約3時間です。

〇アフターケアについて

調律後1年の間に起きた故障については、弦の断線等、部品交換の必要な修理以外は出張料も含め無料で修理・調整をさせていただきます。
定期調律をお申し込みいただきますと、時期が来ましたらハガキでご案内いたします。

〇費用

グランドピアノ :税込 15,400 円(税別 14,000円)
アップライトピアノ: 税込 13,200 円(税別 12,000円)

出張費(山陰地区周辺):税込 0 円~(税別 0円~)

※前回調律から相当年数が空いている場合、割り増し料金をいただく場合があります。3,000円~5,000円程度。
※フェルト・クロスの虫食い等、修理が必要な場合は別途見積もりをさせていただきます。

〇調律師のご紹介

代表 日野 博
・一級ピアノ調律技能士
・(社)日本ピアノ調律師協会会員
・スタインウェイ会正会員
・ヤマハコンサートピアノ認定技術者

小澤 菜摘
・二級ピアノ調律技能士

調律の仕事を初めてから40年以上が経ち、今までに3万台近くのピアノにふれてきました。

そんな中で感じ、調律で実践していることが2つあります。

1.ピアノを整体する。

個人的に思うのは、まず第一に弦とチューニングピンに掛かるストレスを解放してあげること。

永い間弾き続けていると一本一本の弦の中で張力のバランスが崩れ、ある箇所では渋滞が起きていたり、チューニングピンが弦に引っ張られて倒れたり、捻れていたりします。
こうなると音が硬くなり、詰まったような音になります。
このストレスを解放してあげると柔らかい伸びのある音になり、タッチも柔らかくなります。
このストレス解放作業を打鍵とハンマー操作で探りながらするわけですが、いつの頃からかこの作業ってまるで整体のようだと思うようになりました。

個々の捻れ、ストレスを解放して全体のバランスを整えることで、そのピアノが本来持っている豊かな音を響かせることができると考えています。

2.場所、演奏者、演奏曲で調律が変わる。

調律というと単に「正しい音に合わせるだけ」というイメージがあるかもしれません。実際は、場所(広さと環境)、演奏者(タッチや好み)、プログラム(曲目など)で自然と調律も変わってきます。

(1)で、書いたようにピアノ全体のバランスを整えた上で、調律の方向性を決め、微妙な弦の調整を行うようにしています。(現在、何種類ものバリエーションがあります。この調律の詳しい内容はコチラ[感動をくれた調律]